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九つ


昨日も飲んでた!

悪いか!!

さぁラストスパートですよー

今回入れてあと二回で終わり!

そしてまた過去に逆戻り。

どんだけ時系列ばらばらなんだ・・・





-9-

確かに、そう聞こえたんだ。

ざあざあ ざあざあ
雨の降りしきる闇の中、男はアスファルトに横たわる女を見た。
女は冷たかった。
男は、ほとんど何も考えずに、いつもするように女の手を握って、
その腕がいつもと逆方向に曲がるのを見た。
男は女の頬に触れた。
冷たくて湿った感触は、男の掌に刻み込まれる記憶となった。

ふと、男は恐ろしさを感じた。
それはおそらく、異質なモノを目の前にしたときに感じる気持ちで、
そして、男は知ってしまった。
もう、女は動かない。

ざあざあ ざあざあ
雨の音に混じって、声が聞こえた。

「独りにしないで」

男は、女を見た。
もちろん、動くはずはない。声を出せる状態ではない。
確かに、そう聞こえた。

「独りにしないで」

それが女の声だったか、今となっては定かではない。
それでも、男は頷いた。
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